時間が経ってしまいテンションが落ち気味ですが・・・続きです。
日曜日は朝8時から11時までのSally Melvilleさんの"Basic Maneuver"を取りました。11月にワークショップを受けたときから、また是非クラスを受けたいと思っていました。今回は針の持ち方から、作り目、増やし目、伏せ目など、基本的なことを復習しました。
最近右手が痛かったので、ずっとこのクラスを楽しみにしていました。私は基本的に糸を右手に持つのですが、輪編みをするときは左手に持つこともあります。その方が早いのですが、そうするとすぐ手が痛くなってしまうのです。でもサリーさんの話を聞いて、その原因がわかりました。手を握ったままにしているのが良くないそうです。確かに右手に糸を持って糸を中指にかけると、針に糸をかける度に右手を開いたり閉じたりします。なるほど。だから時々手を休めて、運動するのが良いようです。
他にもペルーの人の裏編みの仕方を教わりました。彼らは何でも裏編みをメインで編んでいるらしく、力を入れず素早く裏編みをする方法でした。首からぐるっと糸をかけて編みます。そうすると、本当にするっと編めます。裏編みをする度に首から糸をかけるわけにはいかないので、普段は使えそうにないですが、先生はこれを右手が使えないお年寄りの方に教えて、とても喜ばれたと言って紹介しました。工夫すればいくらでも編み方はあるんだよ、という話でした。
作り目や増やし目も、どういうときにどれを使うか、参考になりました。前にも聞いたり読んだことがあったこともあると思うのですが、多少なりともわかってきた今聞き、実践してみると、どれもなるほど!でした。やっぱりこうして細かいところに気を配ると、出来上がりも変ってくるのでしょう。サリーさんはオーラのある方で、着ているもの(もちろん編まれた物)もとても素敵です。宣伝がうまいのか、これは私のあの本のデザインよ、なんて言われると、本を買いたくなってしまいます。でも本で見るより、彼女が着ている方が素敵~。
その後、マーケットで
Victorian Lace Todayという本のファッションショーがありました。著者の方が来て、一つ一つの歴史を説明をしていたので、とても面白かったです。歴史があるものっていいですね。パターンがすごく小さい紙に、何十枚にもわたって書いてあり、間違いも多いので、再現するのも大変だったそうです。きちんとしたパターンだったとしても、これだけの量を全部編むのは相当大変だと思いますが・・・。帰りに本を買って帰りたいほど感動したのですが、レースを編んだこともないのに本を買うこともないかと、おまけにもらったフリーのパターンを持って帰りました。
そしてこの日の買い物。Bamboo 100%とレース糸。
靴下糸です。
というわけで、大満足のStitches Westでした。またこの時期に合わせてアメリカに遊びに来たいなーなんて思いました。このエクスポ、年に3回場所を変えてあるので(West、East、Midwest)、また機会があるかもしれません。クラスは登録開始後すぐいっぱいになってしまうので、遠方から来るとなると早めに計画を立てないといけないのが難しいところですね。
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近況。まだWickedをすこーしずつ編んでいます。まだ今年に入ってから何も完成していないような・・・。しかももううちにはソファが無くなってしまったので、今後もあまり期待できそうにありません。
日本に帰ったら仕事が見つかるまでゆっくり時間があるかなーと思ったのですが、今の会社でそのまま働かないか、という話をもらい調整中です。(もともと在宅勤務していたので。)ほんっと、動けないけれど痛くない足の怪我でもしたら、一日中編み物ができるのにーとか思ってしまいます。(笑)あ、でも在宅勤務だったら、それでも休めないのか。